ハマナスの花/玫瑰花(マイカイカ)について
玫瑰花(マイカイカ)は、海岸部に生える低木のバラ科の植物で、ハマナスの花のつぼみを乾燥させたものです。
ハマナスは日本にも分布があって、特に北海道では道の花にもなっているほどポピュラーな花なんだとか。。アイヌの人びとの間では、実を生食し、また干して保存もして、煮て食したりするだけでなく、煎じて腎臓の薬として用いられていたそうです。ちなみに、ハマナスはアイヌ語でマウと言うそうですが、英語ではJapanese Rose(日本のバラ)と言われるそうです!
バラの香りは女性ホルモンをを整えると言われているそうですが、ハマナスの花も同じで、ホルモンバランスを整える効果が期待できるようで、特にホルモンバランスの衰えによって症状がでる更年期障害にも効果があるとされています。
また、気の巡り、血の巡りを良くして、気分をリラックスさせたり、ストレスからくる胃痛や生理不順にも用いられているんだそうです。
ハマナスの花にはビタミンCが含まれるため、他にも美肌効果や貧血防止効果もあり、さらにポリフェノールも豊富なため、動脈硬化や脳梗塞の予防にも効果を発揮するそうです。
- 美肌に
ハマナスの花には、ビタミンCやポリフェノールの一種であるタンニンが豊富に含まれます。ビタミンCにはコラーゲンの合成をスムースにし、しわやたるみを防ぐ効果があり、さらにシミやそばかすなどの原因となるメラニン色素の沈着を防ぐことで、本来の透明感のある肌を維持してくれます。また、タンニンには肌を引き締める効果があるそうです。全身に存在するシリカ (2021年10月29日「食物繊維とシリカ」)を補ってあげることで、こうしたビタミンCやタンニンの役割をより効果的にひきたてくれますよ!
- 女性特有のお悩みに
ハマナスの香気成分である、ゲラニオールには、女性のホルモンバランスを整える作用があります。ホルモンの分泌を調節することで、女性ホルモンの乱れによって生じる生理不順、生理痛などの症状が緩和されるそうです。
- 生活習慣病の予防・改善に
ハマナスには既に述べたビタミンCやタンニンをはじめとした、抗酸化作用を持つ成分が多く含まれています。体内に活性酸素が過剰に発生すると、悪玉コレステロール (LDL) が酸化して動脈硬化の原因ともなります。また動脈硬化によって血管がもろくなり、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす原因にもつながります。ハマナスには活性酸素を除去して、生活習慣病を予防する効果が期待できるそうです。
- 腸内環境の整えに
ハマナスの果実には、食物繊維が豊富に含まれます。食物繊維の働きにより腸の働きを活発にして、腸内に留まった不要物を排泄します。またハマナスには腸内の悪玉菌を抑えて、ビフィズス菌を増加させる作用も知られている他、最近では、大腸菌やアンモニアといった悪性の腸内細菌を減少させる働きも報告されているそうです。「大地のおくりもの」に含まれる籾殻パウダーの食物繊維&シリカ、ハマナスを一緒に摂取することにより、腸内環境を整える効果アップが期待できますね!
