「大豆ミート」は本当に健康に良いの?

最近、「大豆ミート」なるものを目にしたり、耳にすることが多くなりましたよね。

私自身はまだ実際に食したことはないですが、従来の食肉よりもヘルシーで、環境にも優しい代替肉として注目されているんだそうです。実際に、この先10年以内に世界で販売される食肉全体の10%を、代替肉が占めるようになるとの試算もあるそうです!(2019年英国バークレイズ銀行発表による)

そもそも大豆ミートは、大豆から油分を搾り、それを加工して食肉に近い味や、食感に仕上げる食品素材のことと言われています。

  • 通常の食肉と比べて低カロリー、低脂肪
  • 環境にも優しい(地球温暖化に影響を与えるとされる、家畜の排せつ物から発生する温室効果ガスや、水の大量消費を減らす。)

こうしたメリットがある一方で、「大豆ミート」が市場に急拡大する中で制定された正式な基準(2022年2月農林水産省)には、まだまだ様々な議論があるようです。

  • 「大豆ミート」食品と、「調整大豆ミート」食品とに分けられて、分かりづらい?(卵や乳などの動物性原材料を使用せず、大豆たんぱく質含有量が10%以上を「大豆ミート」食品、動物性原材料の使用が認められていて、大豆たんぱく質含有量が1%以上を「調整ミート大豆」と言うそうですが、市場に出回っている「大豆ミート」食品は、つなぎに乳や卵を使っているものが多いので、実際ほとんどが「調整ミート大豆」食品に相当するとか。そもそも本当に大豆が含まれているの?と感じてしまうほどの含有量の基準ですよね。)
  • 大豆独特の豆臭さなどを除いて、食肉に近づけるための加工度が高いため、植物油脂や香辛料、調味エキス、着色料、甘味料など、多種多様な調味料や食品添加物が使われているものが多い。
  • 使用されている大豆が、遺伝子組み換え (GM)の大豆かどうかが不明。(日本の大豆自給率は20%位で、それ以外はアメリカなどからの輸入ですが、しかもアメリカ産の大豆はその95%がGM大豆なんだそうです!また遺伝子組み換えの有無は、食品の原材料に占める比重が5%以下の場合には表示義務がないので、とても分かりづらいのです。)

こうしてみるとその食品、製品が本当に安全なのか、体に良いものなのか分からなくなってしまいます。でも、我々消費者一人ひとりが意識を持って、知っているのと知らないでは大きな違いですから、例えば生産者や販売店などに確認したり、または自分で調べたりした上で、最終的に自分自身が納得できるものを選んでいくよりほかはないですよね。

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