もみ殻とシリカ

もみ殻の成分は、およそ8割が食物繊維、残りの2割がシリカと言われていますが(特にシリカの含有量は大麦若葉の65倍、皮ごと摂取の小麦の何と400倍!)、人体組織に欠かせない食材として、その重要性は長く指摘されてきたそうです。

しかし、もみ殻は表面のシリカが硬すぎて(種子を保護するために、地中のシリカの分子を一つ一つ剥がしその分子をもみ殻内外に満遍なく、それも高濃度で表面に蓄積している、まさに植物の神秘です!)口の中を傷めるだけでなく、食物繊維も強すぎて歯が立たないため、通常はそのままで食すことができず、またその加工においてもダイヤモンドカッターの刃がすぐに欠けてしまうほどに微粉砕することも難しいものでした。

そのため一般的に良く知られる加工法としては、もみ殻を一度燃焼して、炭化させてから、科学的な方法でシリカだけを抽出するやり方があります。日本でもシリカの重要性の認知度がここ最近高くなってきましたが、特にドイツなどEU圏ではもう10年以上も前から、シリカは既に家庭の常備薬として普及しているそうです。ちなみに燃焼して炭化させる加工法では、シリカは抽出できても食物繊維は失われてしまいます。

「大地のおくりもの」は、もみ殻を独自の製法でマイクロバウダー(体積平均でおよそ23ミクロン、例えば、髪の毛がおよそ100ミクロンなのでその1/5程度の微粒子です。)にしたものをそのまま配合しているので、100%ナチュラル、シリカだけでなく、食物繊維も一緒に摂取できることで吸収率を高めてくれます。

ちなみに日本では平安時代からもみ殻を食していたという文献もあるそうです。当然現在のような加工方法があったわけでなく、どのような方法で食していたのでしょうか?ただ、摂取する事で体に良いであろうことを実生活の中で既に知っていたとしたら、やはり先人達の知恵というものは本当にすごいものですね!